TRAIL RUNNING

【‎4KVDA‬】4K Alpine Endurance Trail Valle d’Aostaに参加してきた。

2016年9月3日~9日に開催された「4K Alpine Endurance Trail Valle d’Aosta」(以下、4K)に参加してきました。距離は350km、累積標高は25,000m、制限時間は155h(当日は4h延長されて159hになった)。世界中から615名が参加して、日本人は僕を含め13名が完走し、全体で309名が完走したみたいです。

スタート前の写真。なぜか予定の3分前にスタートした(笑)

スタート前の写真。なぜか予定の3分前にスタートした(笑)

レース詳細をレポートしたいのですが、レース中は必死だったせいか記憶が曖昧なので(笑)、レース中に撮影した写真中心でレースを振り返ってみたいと思います。

コース上の各所にあった水場。エイドでも水分は補給できるので、困ることはなかった。

コース上の各所にあった水場。エイドでも水分は補給できるので、困ることはなかった。

スタート直後は林道を数キロ進んで、その後はいきなりルート上最高峰のCol Loson(3,296m)を目指します。ペースはマイペース自分のペースを意識して、中盤よりやや後ろ気味で進みました。登りに入り序盤から体は重く、足もパンパン(笑)「いきなりこんな感じで大丈夫か?」と思いながらも、焦らず進んでいると気が付けば森林限界。一気に景色が開け絶景が広がりました。

シングルトラックなので皆で1列で進んでいる様子。それにしても絶景だ。

シングルトラックなので皆で1列で進んでいる様子。

ピーク付近にはボランティアスタッフや応援の人などがわんさかいて、よく海外のスカイランニングレースで見る光景に似てました。思わずテンションがあがってしまいました。ピークに到着する頃には、足もだいぶ慣れて、体も軽くなっていました。

ピーク付近では沢山のボランティアや応援の人が。ずっとこんな感じなのかとテンション上がってましたが、この後のColではスタッフ数名か無人でした(笑)

ピーク付近では沢山のボランティアや応援の人が。この後の山もずっとこんな感じなのかとテンション上がってましたが、この後のColではスタッフ数名か無人でした(笑)

普段見ることのない絶景に思わずシャッターを押す回数も増える。それにしても絶景...

普段見ることのない絶景に思わずシャッターを押す回数も増える。それにしても絶景…

Col Loson(3,296m)の次は、標高1,654mまで下って、Col Entrelor(3,002m)まで。。

時間を気にせずゆっくりハイクとかしてみたい。

時間を気にせずゆっくりハイクとかしてみたい。

まだまだ序盤。下りもスピードは抑えてマイペースでを心がけます。

まだまだ序盤。下りもスピードは抑えてマイペースでを心がけます。(左隅にお相撲さんが写ってる,,,)

思わず「ヤッホー!」と叫びたくなるほどの絶景。(叫んでないけど)

思わず「ヤッホー!」と叫びたくなるほどの絶景。(叫んでないけど)

景色も天気も最高。気持よく進んでいたその時です。岩につまずき、おっとっと…転びそうになり、両手のストックで体を支えなんとか転倒は回避。最悪なことに右足シューズの爪先部分が大きく裂けてしまいました。

こんなの初めて。下りで爪先が少し出てくる感じで違和感が、それをかばう様に走ることで、左足裏に大きな肉刺がてきてします...

こんなの初めて。下りで爪先が少し出てきてしまう感じで違和感が、それをかばう様に走ることで、左足裏に大きなまめができてしまいます…

裂けた右足シューズをかばう様に走った影響で、左足裏には序盤からまめができてしまいました。最初のベースキャンプまではあと25kmほど残っていました。スペアのシューズは2足持ってきていたので、そこまでなるべくまめを悪化させないようにと気を付けながら進みました。

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エイドに到着。個人的には大満足の充実のエイド。

全体を通して、エイドには、水、炭酸水、コーラ、レモン原液、レッドブル、フルーツジュース、ナッツ類、ケーキ、パン、リゾット、パスタ、スープ、ハム、オレンジ、マスカット、ドライフルーツなどが置いてありました。

ドリンクは必須装備のマイカップで。マスカットは種があって食べにくかったけど、美味しかった。

ドリンクは必須装備のマイカップで。マスカットは種があって食べにくかったけど、美味しかった。

Col Entrelor(3,002m)までの登り

Col Entrelor(3,002m)までの登り

翌週にはTDGが開催ということで、既にコースマーキンが一部されていた。

翌週にはTDGが開催ということで、既にコースマーキンが一部されていた。

4Kはトルデジアンとほぼ同じコースで逆周り。いつか今回とは逆のトルデジアンにも出場してみたいです。

登ってきたルートを振り返ってシャッターを。前ばかり見ずに自分の進んできた道を振り返るのも重要だと思ってます。

登ってきたルートを振り返ってシャッターを。前ばかり見ずに自分の進んできた道を振り返るのも重要だと思ってます。

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左足裏のまめ、右足シューズの爪先の裂けで下りは思うように進めないけど、登りはそれなりに進める。登りだとストックを使用することで上半身の力も使える。「350kmのうちまだ25kmくらいだけど、まだまだ行けるぞ!」と自分に言い聞かせて進みました(笑)

コース誘導の黄色のフラッグは前半は沢山あったけど、200km以降の後半はかなり少なかったような気がする...

コース誘導の黄色のフラッグは前半は沢山あったけど、200km以降の後半はかなり少なかったような気がする…

Col Entrelor標高は、3,002m。標高3,000m超えとか数えるくらいしか経験はない(笑)

Col Entrelor標高は、3,002m。標高3,000m超えとか数えるくらいしか経験はない(笑)

Col Entrelorに到着。ここからまた下って登る。下りは本当にきつい状態で、ストックを先について足をかばう様に着地。スピードは出ないが仕方ない。それでも途中すれ違った長距離レースの大先輩の日本人の方がおっしゃっていた「このレースは登り4時間、下り2時間を基準にして進むと良いよ。」を意識して、一生懸命下りました。

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Col Entrelorの下りでは、日本人のベテラン女性ランナーの方とも途中ご一緒させて頂いて、Rhemes-Notre-Dameのエイドに同時に到着。30分ほど休憩して、1日目最後のCol Fenetre(2,854m)へと向かいました。

ナッツ取り過ぎて食べれなかった(笑)口の中の水分全部持っていかれるので要注意!!

ナッツ取り過ぎて食べれなかった(笑)口の中の水分全部持っていかれるので要注意!!

Rhemes-Notre-Dameの街は人口100人ほどの街らしいです。街にはトルデジアンの横断幕が、、、

トルデジアンにも出てみたい...

トルデジアンにも出てみたい…

Rhemes-Notre-Dameから1日目の最後のColのCol Fenetre(2,854m)の登りが本当に辛かった(笑)登り途中で日没の時間を迎え、辺りは真っ暗の中、ランナーのヘッデンの灯りだけが前方に見える。ヘッデンの灯りだけで、これから向かう先が急登だというのが分かる状態。あれは本当にメンタルやられました。

写真じゃわかりにくいけど、ヘッデンの灯りが連なる様子。。ヘッデンの連なる斜度にメンタルやられた。

写真じゃわかりにくいけど、ヘッデンの灯りが連なる様子。。ヘッデンの連なる斜度にメンタルやられた。

そして何とか最初のベースキャンプのValgrisencheに到着(58.6km地点)。到着は確か…9/4の1:00前後だったかな。とりあえず2時間ほど寝ることに。偶然にも隣には日本人の方が。翌朝は一緒にベースキャンプを4:00に出発しました。

Valgrisencheのベースキャンプのベッドはふかふかマットだった。この他のベースキャンプのベッドは簡易ベットでした。

Valgrisencheのベースキャンプのベッドはふかふかマットだった。この他のベースキャンプのベッドは簡易ベットでした。

2日目は、Col de la Crosatie(2,829m)をまずは目指します。寝る前に自分でまめを安全ピンで潰しておいたので、少し痛みは和らいだ気がした。つま先が裂けたシューズは交換した。ちょうど登り始めて頃に日の出の時間。綺麗な朝焼けが見れました。

綺麗な朝焼け。頂上とかで見たらもっと綺麗なんだろうな。これでも十分だけど。

綺麗な朝焼け。頂上とかで見たらもっと綺麗なんだろうな。これでも十分だけど。

あっという間に明るくなった。

あっという間に明るくなった。

太陽の力って本当に凄くて、太陽の陽にあたるとすっごく暖かくて、冷えきっていた体もすぐに暖かくなるんですよね。

太陽ってすっごく暖かい。

太陽ってすっごく暖かい。

なぜ人は積み上げるんだろう...

なぜ人は積み上げるんだろう…

わりと調子よくピークに到着。

標高2,829m。

標高2,829m。

下りで足のまめ再発。やっぱり踏ん張ると痛くて、まめもまた同じ箇所にできてしまう。とにかく激痛。。必死に堪えて下山。

やっと街まで下山してきたけど、街の人からエイドまであと4kmあると知らされる(笑)

やっと街まで下山してきたけど、街の人からエイドまであと4kmあると知らされる(笑)

2日目は中国在住の日本人の方とほぼ同じペース。やっと下山してエイドまでもうすぐだと思ってウキウキしていたところ、街の人にエイドまでは4kmあると知らされて呆然として2人ともベンチに腰掛け小休憩。普段なら走れそうなロードも2人でエイドまで歩きました(笑)

アオスタのトレイルはポイント毎にしっかり標識があって分かりやすかった。

アオスタのトレイルはポイント毎にしっかり標識があって分かりやすかった。

牛。かわいい

牛。かわいい

牛。ホントかわいい

牛。ホントかわいい

僕もトレイルレースのエイドスタッフやボランティア経験は何度も経験あるけど、本当に大変。350kmのコースともなるとスタッフも睡眠時間削って対応したり、荷物の運搬とか大変だろうな...。本当にありがとうございます。

僕もトレイルレースのエイドスタッフやボランティア経験は何度も経験あるけど、本当に大変。350kmのコースともなるとスタッフも睡眠時間削って対応したり、荷物の運搬とか大変だろうな…。本当にありがとうございます。

2日目のベースキャンプはクールマイユール。今回は別でイタリア入りしていた妻が応援に駆けつけてくれて待機してくれてる。

羊。マジでかわいい。この中に飛び込みたい。

羊。マジでかわいい。この中に飛び込みたい。

ここまでのペースだと妻の待つクールマイユール到着が夜中になってしまうと思い、少しペースをあげることに。

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2日目、最後のCol de l’Arp(2,571m)を登り始める頃には天気が崩れ、雨に。

Col de l'Arpは雨。レインウェアの上下を着て頑張った。

Col de l’Arpは雨。レインウェアの上下を着て頑張った。

Col de l'Arp(2,571m)。雨の中到着。さすがに寒かった。誰も居なかった。水だけが置いてあった(笑)

Col de l’Arp(2,571m)。雨の中到着。さすがに寒かった。誰も居なかった。水だけが置いてあった(笑)

Col de l’Arpからクールマイユールまでは、約9km。暗くなり始めていたので足裏のまめは痛かったが、走った。途中の下りでクールマイユールの街が見えてからの下りが相当長く感じた。今回のこの4Kは、ベースキャンプやエイドがある街が見えてからが本当に長く感じる。距離で言うと、そんなことはないはずだけど、見えてるのになかなか着かない。何回も挫けそうになった(笑)

雨の山でも安心。確かな品質と低価格モンベルの「トレントフライヤー」おすすめです(笑)

雨の山でも安心。確かな品質と低価格モンベルの「トレントフライヤー」おすすめです(笑)

なんとかクールマイユールに到着。偶然にも妻のホテルとベースキャンプが近かったので、妻とはベースキャンプ手前の道で無事会うことができました。妻と一緒にベースキャンプへ。シャワーを浴びてすっきり。足裏のまめを再度潰してテーピング。妻とゆっくり話をする時間もなく2時間仮眠。妻に2時間後にベースキャンプまで起こしに来てもらい、一緒に食事。(僕だけ)妻との再会時間はごく僅かでしたが、元気をもらえました。「必ずゴールするからね。待っててね。」と妻に伝え、3日目最初のCol Malatra(2,936m)を目指し、クールマイユールを後にしました。

Col Malatra途中の山小屋。この辺から小雨が。寒かったな。。

Col Malatra途中の山小屋。この辺から小雨が。寒かったな。。

クールマイユールのベースキャンプ標高は1,224m。Col Malatraは標高が2,900mちょい、約1,700mアップで距離は19kmほど。途中の山小屋付近で朝になるが、天気が悪くどんより暗い。気温も低めで小雨。レインウェアを着て、一定のペースでピークを目指しました。

この花はなんて名前なんだろう。。

この花はなんて名前なんだろう。。

牛。かわいい。頭をなでなでしてもおとなしかった。

牛。かわいい。頭をなでなでしてもおとなしかった。

大自然の中「ありがとう」の言葉が心のなかに,,,

大自然の中「ありがとう」の言葉が心のなかに,,,

3日目の朝、120kmほどの距離を3000m級の山をいくつも超えて寝不足の状態で進んできた。足裏にはまめもできて痛いし、両足にも疲労が、筋肉痛も酷い。そんな状態で大自然の中、僕の心に浮かんできた言葉は「ありがとう。」でした。これまでも過酷なレース中には同じような瞬間がありました。

結局最後は「ありがとう」って言葉がしっくりきます。大げさかもしれないけど、それはこうやって素晴らしい景色が見れていること、長期の休みがとれる職場環境、丈夫な身体に産んで育ててくれた親姉弟、いつも傍で支えてくれる妻、身も心も削って働いてきた20代の頃の自分、今まで僕の人生に関わってくれた全ての人達への「ありがとう」なんだと思います。

そんな「ありがとう」を胸にCol Malatraに到着。

Col Malatra。寒かったな...

Col Malatra。寒かったな…

Col Malatraの景色は、小雨まじりでどんより暗い感じだったけど、これから進む先は晴れていて太陽の光が指してました。

これから進む先には太陽の陽射しが...

これから進む先には太陽の陽射しが…

ここからは10km以上の下り基調。「絶対に完走するんだ。」そう自分に言い聞かせ、ごつごつした岩場の下りを慎重に下っていきます。

Col Malatraから進んできた道を振り返って(あえて白黒)

Col Malatraから進んできた道を振り返って(あえて白黒)

岩場の箇所を抜けると走りやすいトレイルに。(走ってないけどw)

ここからSaint-Rhemy-en-Bosses のエイドまでの下りも長く感じたな,,,w

ここからSaint-Rhemy-en-Bosses のエイドまでの下りも長く感じたな,,,w

こんな走りやすいトレイルをびゅーーーんっと下れたら気持ちいいんだろうな。とか考えながら足裏のまめの激痛に耐えながら下りました。途中、去年のASICS Beat The Sunのルートと一部コースが同じ箇所があって懐かしかったです。当時はいつかはまたヨーロッパのトレイルを走りたいと思っていたけど、こんなに早く実現するなんて(笑)

下に街は見えてるのに、なかなか着かないパターン(笑)

下に街は見えてるのに、なかなか着かないパターン(笑)

なんとかエイドに到着して、パスタを食べてすぐに出発。Col Champillon(2,707m)の途中、日本人の方と少し一緒に進んで山小屋で美味しいスペアリブ?を食べた。”The 肉”という感じで、2本食べた。一緒にもらったポレンタの量が多くて「そんなにいらないよ」と思いながらも、ありがたく全部食べました。(辛かったw)

美味しかったお肉とポレンタとハム。

美味しかったお肉とポレンタとハム。

休憩していた山小屋の標高が約1,800m。そこからピークの約2,700mまで約4kmの登り。陽射しはあるが、雨が降ったり止んだりで風はやや強め。レインウェアを着ると暑いけど、脱ぐと寒い。しっかり動き続けていれば体温は維持できると思い、レインウェアを脱いでガシガシ登りました。どのくらい時間がかかったのかは覚えてないけど、わりとすぐにピークに到着。天気は相変わらず陽射しはあるけど雨が降ってる変な天気。ピークを越えたところで、虹が♡

虹♡さすがに他のランナーさんも皆、スマホやデジカメ出して写真撮ってました。

虹♡さすがに他のランナーさんも皆、スマホやデジカメ出して写真撮ってました。

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どのくらいの距離を下ったのか全く覚えてないけど、途中の山小屋エイドはスルーしてベースキャンプへ到着。何時くらいに着いたんだっけな?それも覚えてないけど、ベースキャンプでは今回は不調でリタイアされた日本人の方がご好意でサポートにまわってくれていて、その方にサポートして頂いたり(ホントにいろいろお世話になった)、何人かの日本人ランナーの方ともベースキャンプではお会いできて互いに励まし合い、元気をもらったりしました。ベースキャンプでの過ごし方は、シャワーを浴びて⇒着替えて⇒食事をとって⇒睡眠(2時間)⇒食事をとって⇒出発。基本的にはこの流れ。ベースキャンプでの睡眠時間は今回は全て2時間にしました(なんとなく)。クールマイユールのベースキャンプでシャワーを浴びた時にシャンプーセットを置き忘れてきたのが地味に辛かった(笑)その後のシャワーは水浴びだけ…

4日目、最初のCol Bruson(2,508m)には日の出前に到着。

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ピーク付近で少し休憩しているとイタリア人ランナーが話しかけてきて、「ヘッドライトのバッテリーが切れた。ヘッドライトを貸してくれないか?」と言ってきました。「レギュレーションにヘッドライトは2つ必要で予備のバッテリーも必要と書いてあったでしょ!」と内心思いながらも、初めは電池をあげようと思ったけど、充電式のヘッドライトだったので無理。他のまわりのランナーにも頼んでたみたいだけど断られたみたい。しょうがなく戻ってこないことを覚悟でヘッドライトを彼に渡しました。電池も心配だったので、予備の電池と一緒に。イタリア人の彼は「次のベースキャンプに預けておくから受け取ってくれ。本当にありがとう。」と言って、颯爽と去って行きました。(ちなみにこの後、次のベースキャンプ手前の山小屋で彼に追いついて無事にヘッドライトは手元に戻ってきました。)

その後、Oyaceのエイドでとてつもない睡魔に襲われたので、1時間仮眠。少しすっきりして、Col Vessonaz(2,788m)へ。

牛。皆こっち見てる。。かわいい。

牛。皆こっち見てる。。かわいい。

4日目の天気は良くて気温もちょうどいい感じ、「足痛くなかったらもっと気持ちよく進めるのになー。てか、他の人も皆同じような状況でも頑張ってるのに,,,甘えたこと言うな自分!!」とか頭の中で考えながら、ピーク到着。

どこもかしこも絶景。

どこもかしこも絶景。

「もう...絶景が過ぎるよ。」とか思いながらシャッターをパシャッと。

「もう…絶景が過ぎるよ。」とか思いながらシャッターをパシャッと。(意味不明w)

Bivacco Rosaire Clermontの山小屋に到着。ここでも先に到着していた日本人の方とお会い出来ました。今回、レース中でも山小屋、ベースキャンプ、コース上、いろんなところで満遍なく(一部の速い方除く)とお会いできて、一緒に進んだり、励まし合ったりできたとこは本当に力になりました。ありがとうございました。

青空の下でパスタ。同じトマトパスタでもエイド毎に味が違ってた。

青空の下でパスタ。同じトマトパスタでもエイド毎に味が違ってた。

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しっかりと力強く進む日本人女性。途中何度もご一緒させて頂いた。

しっかりと力強く進む日本人女性。途中何度もご一緒させて頂いた。

途中のベースキャンプで寝坊した日本人の方(女性)。下りがサササッと速かった。。

途中のベースキャンプで寝坊した日本人の方(女性)。下りがサササッと速かった。。

どの時点からかは覚えてないけど、筋肉痛が和らいでいることに気付きました。確かスタート前にトルデジアン完走者のベテランの方から「3日目以降くらいから筋肉痛も回復してくる。」と聞いていて、「そんなわけないじゃん!!!」とか思ってたが、本当だった(笑)。左足裏のまめとそれをかばうために右足の脛の辺りの筋肉の張り以外は、疲労感はあるものの筋肉痛はなくなっていた。

Rifugio Magià(2,005m)

Rifugio Magià(2,005m)

Rifugio Magiàのエイドではまた数名の日本人の方と会うことができた。足裏のまめに苦しむ僕を見て、1人の日本人ランナーの方が医療スタッフを呼んでくれた。医療スタッフにまめを処置してもらうことができた。

注射器で溜まった水・膿を抜いて適切に処置。初めから医療スタッフにお願いすればよかった。。

注射器で溜まった水・膿を抜いて適切に処置。初めから医療スタッフにお願いすればよかった。。

医療スタッフを呼んでくれた日本人の方に本当に感謝です。この後、まめは再発することなく、痛みも和らいで、ペースも上げることができました。

足裏のまめは、足裏から親指と人差指の間まで広がっていた...これまでできたまめの中でも最高級で本当に激痛だった。。

足裏のまめは、足裏から親指と人差指の間まで広がっていた…これまでできたまめの中でも最高級で本当に激痛だった。。

Fenetre de Tzan(2,738m)へは、エイドで一緒になった日本人の方2人と3人で。会話しながらだったのであっという間に到着。

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下りも途中までは日本人3人で。

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Valtournencheのベースキャンプ到着。食事をとって、睡眠は2時間。5日目の始まり。朝方夜が明ける前にベースキャンプを出発。Col des Fontaines(2,695m)に到着。

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ピーク付近に猫がいた。

ピーク付近に猫がいた。

5日目のノルマは、35kmで2,500mD+ほど。これまでのことを考えれば楽なコース設定。(もう感覚がおかしくなってる。楽とか全然そんなことはないw)

もともと大好きなレッドブル。レース中に20本くらい飲んだかも(笑)飲み過ぎ、体に悪い。というか、危険。

もともと大好きなレッドブル。レース中に20本くらい飲んだかも(笑)飲み過ぎ、体に悪い。というか、危険。

私設エイド?桃を頂きました。

私設エイド?桃を頂きました。

スキー場の登りってしんどい。。

スキー場の登りってしんどい。。

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牛さん、角を触らせてもらいました。

牛さん、角を触らせてもらいました。

Col Pinter(2,776m)

Col Pinter(2,776m)

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Col PinterからGressoney-Saint-Jeanまでの下りの長いこと(笑)約10kmの下りでしたが、天気が良くて暑くて後半はバテ気味。

街は見えてるのに全然たどり着かないパターンのやつ...

街は見えてるのに全然たどり着かないパターンのやつ…

Gressoney-Saint-Jeanのベースキャンプ。

Gressoney-Saint-Jeanのベースキャンプ。

Gressoney-Saint-Jeanのベースキャンプでは、マッサージを受けてみました。めっちゃ痛かった。寝そうになるとマッサージの人に「寝るな!」と何回も起こされた(笑)

ベースキャンプでは、その時食べたいものをしっかりと食べていました。

ベースキャンプでは、その時食べたいものをしっかりと食べていました。

2時間の睡眠をとって、出発。

「大盛りで!」とお願いしたところ、想定外の大盛りがでてきた(笑)周りのイタリア人もびっくり。写真撮られてた。そして失笑。。気にせず全部食べた。

「大盛りで!」とお願いしたところ、想定外の大盛りがでてきた(笑)周りのイタリア人もびっくり。写真撮られてた。そして失笑。。気にせず全部食べた。

6日目のスタート。距離は56kmで3,500mD+。最後は、標高300m近くまで下る。高低差の断面図を見る限りアップダウンもある。実際に半端なくキツかった。。

Nielのエイド。

Nielのエイド。

最初のCol Lasoney(2,370m)を越えて、Niel(1,537m)のエイドまで。足裏のまめはもう気にならないくらいまで回復していたため、キツいコースもペースを落とすことなく進めました。Nielからはエイドで一緒になった沖縄一周でもご一緒した日本人の方と途中まで一緒に進ませてもらいました。

焚き火最高。暖まりながら、スープを。

焚き火最高。暖まりながら、スープを。

Crena du Ley(2,311m)ここら辺りの登り下りは暗闇だったせいもあるかもだけど、しんどかった。

Crena du Ley(2,311m)ここら辺りの登り下りは暗闇だったせいもあるかもだけど、しんどかった。

この辺の記憶が特に曖昧で、覚えてないけど、ロードブックと実際の距離とエイドの感覚が違ってたような…。とにかく眠気MAXで睡魔に襲われフラフラで山小屋に到着。途中、イタリア人のおじさん(?)ステファノと一緒に。この後、ステファノとはゴール直前までお互い同じようなペース。途中、何度も会うことがあって、その都度並走して、後半の山小屋でも一緒に1時間仮眠した。最後までお互いを引っ張り合って進みました。(僕のほうが引っ張られてること多かった。)

写真に写ってるのが、イタリア人のおっさんステファノ。

写真に写ってるのが、イタリア人のおっさんステファノ。

山小屋に到着すると2人の日本人の方が。一緒に1時間仮眠をとり、同じタイミングでスタート。

途中、ご一緒した2人の日本人の方。

途中、ご一緒した2人の日本人の方。

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完全に僕の勘違いなんですが、この後はRifugio Codaがあると思って進んでたら、なんとその前にMont Marsが(笑)これが以外にキツくて本当に辛かったです。すぐそこにあるはずのRifugio Codaになかなか辿りつけない。(実際は15km以上先なのに、4km位先と勘違いw)

僕の中で絶対忘れはしないだろう..Mont Mars...

僕の中で絶対忘れはしないだろう..Mont Mars…

Mont Marsの存在に気付き、正しい距離感と自分の大体の位置を把握して気持ちを新たにRifugio Codaを目指して進みます。

Rifugio Codaに到着。暖かいスープを。

Rifugio Codaに到着。暖かいスープを。

Rifugio Codaに到着。ここからの下りは足にきた(笑)

Rifugio Coda(2,224m)

Rifugio Coda(2,224m)

奥に見えるのはモンテビアンコ??

奥に見えるのはモンテビアンコ??

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稜線萌え

自撮り

自撮り

下りがキツい,,,そしてドローンに追いかけられる...

下りがキツい,,,そしてドローンに追いかけられる…

Donnas手前の街に入ってからの想定外の登りと下りのアップダウンに泣かされながらもなんとか最終ベースキャンプのDonnasに到着。

もちろん、最後も2時間睡眠。補給を済ませて、最後のSTAGEへ。7日目は、約50kmで30km登って、あとは下ってゴール。ここまで300km以上を進んできた。最後にもう一度自分に「完走するぞ。」と言い聞かせ、ベースキャンプを出発。

エイドステーション。2人のランナーが寝ていて他は誰もいない。

エイドステーション。2人のランナーが寝ていて他は誰もいない。

エイドステーションでは特に補給はせず、少し休んで出発。この後は、Col Fenetre de(2,827m)を越えるまでに、山小屋で2回1時間ずつ仮眠をとった。今回の睡眠時間は各ベースキャンプで2時間弱ずつの睡眠と山小屋で3回1時間ずつの計15時間睡眠でした。前半ペースが遅かったので、もう少し速くできてればもう少し多く寝れたかも。

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最終日の朝。

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Col Fenetre de(2,827m)

Col Fenetre de(2,827m)

最後の下りは気持ちよかった。

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ゴール手前のLillazではまさかの妻がお出迎え。ゴールにいると思っていたので、拍子抜け(笑)感動の再会って感じではなくて、「なんでいるのーーー!!!!???」みたいな。でも嬉しかった。今回のこの挑戦も快くOKしてくれて、本番まで食事や健康面の管理をしてくれた妻には本当に感謝です。

Photo by 妻。トレイルランナーズっぽい一枚。

Photo by 妻。トレイルランナーっぽい一枚。

コーニュの街まで妻に並走してもらいゴールっ!!!!!!

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146時間45分で無事完走。(192位)

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本当に素晴らしい経験ができました。辛かったけど、一度も本気でやめようなんて思いませんでした。それよりも「先に進みたい」「もっと景色みたい」ってそう思ってました。既にまた参加したい気持ちになってます。なかなか仕事休むのは難しいけど、またいつか参加したいですね。

今回、ご一緒させて頂いた日本人の皆さんにも準備段階からスタート前の現地で、レース中、レース後、本当にいろいろとお世話になりました。またどこかのレースできっとお会いできるんだろうな。と思うと楽しみです。

なんかもう本当にありがとうございました。

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