TRAIL RUNNING

【ART】阿蘇ラウンドトレイル -Aso Round Trail- に参加してきたよ。

2017年5月12日(土)に開催された、第1回阿蘇ラウンドトレイル(Aso Runnd Trail、以下ART)に参加してきた。熊本は人生3回目。去年の年末ぶりで阿蘇は初。100km超のレースは今回のARTで記念すべき10レース目、ウルトラトレイルは6レース目になった。ただ、半年間以上運動をしなかった期間があり、4月からトレーニングを再開して1ヶ月での100km超レースへの参加、今年に入って山は3回しか行ってない。不安はあった。

ARTの公式レースプロフィールは以下の通り。
距離:108.7km
累積標高:約D+6,000m
トレイル率:約80%
最低点:299m
最高点:1,226m
START地点:阿蘇市立阿蘇西小学校
GOAL地点:俵山交流館 萌の里

アクセス

関東からの場合は、飛行機と新幹線があるんだけど、新幹線の場合は5時間半くらいかかるので飛行機がおすすめ。ART公式スポンサーのソラシドエア、ANA、JAL、ジェットスターの各社から選べる。今回はソラシドエアで熊本に向けて出発。

機内からの南アルプス

羽田空港から熊本空港まで約1時間50分ほど。熊本空港からはランナー専用のシャトルバスが運行。僕は妻と一緒だったので、今回はレンタカーを借りて、現地での移動は全てレンタカー。現地での移動手段は、少し便数が少なめに感じたけど、大会側が用意してくれている、受付会場⇔スタート地点⇔ゴール地点の巡回シャトルバスを使えば問題なく移動できそうだった。

前日受付

前日受付は、阿蘇市立体育館で。前日の天気は大雨。
受付では、しっかりとしたレギュレーションチェックを受け、参加賞などをもらった。

ゼッケンNo.は参加男子中一番最後の244

各種メーカーブースなどもチラ見しつつブリーフィングまで時間をつぶす。ブリーフィングでは、主催者であるユニバーサルフィールドの方達のARTにかける想いなども聞けた。昨年の熊本地震の被害で当初予定していたコースが変更になっていることや、ゆくゆくはもう少し距離ものばしていくとも言っていた。

ブリーフィングの様子

全員で記念撮影

ブリーフィング後は、宿に荷物を置いて夜ご飯を食べに「食房 筍ん子(タケンコ)」へ。1人前、1,500円の溶岩焼き、他にも1品料理を数点注文。運ばれてきたお肉を見てびっくり。このボリュームで1,500円なんて…。もう阿蘇に住みたい。。

1人前、1,500円(写真は2人前)

肉LOVE♡

そんなことを考えながら、ウルトラレース前日に焼肉とか通常だと考えられないけど、せっかくなのでということで、お腹いっぱい食べた。帰り際にコンビニで胃薬を購入。翌朝起きると、もちろん胃もたれしてた(笑)後悔はしてない…

レース

レーススタートは、7:00。宿を6時前に出発。少し雨が降っていた。スタート地点の阿蘇市立阿蘇西小学校では、ゴール地点へ運んでもらう荷物と、66.6km地点のドロップバッグを預けた。スタートまでの時間は、SNSで相互フォローしている方と初対面したり、他のレースで以前ご一緒した方たちと談笑などをし、久しぶりのレースで少し緊張もしていたけど、リラックスした状態で過ごせた。
スタート前に衝撃的だったのが、開会式での阿蘇市長の挨拶。いきなり英語での挨拶からのアカペラ熱唱(笑)一気にその場の雰囲気が変わった。

後日、阿蘇市長について調べてみたところ、成人式では市長就任以来毎年、歌を歌っているらしい。ほんと陽気なおじさんって感じで地元のことが大好きで気さくな人柄が伝わってきた。
開会式が終わり、和やかムードでスタートゲートにランナーは整列。僕は後方からスタート。スタートの時には、もう雨は止んでいた。

スタート直後は、4kmほどのロード区間。まだ少し山霧に覆われていたけど、これから登る阿蘇の雄大な自然、山々を目前にわくわくした気持ちでロードを進む。ロード区間が終わると、しばらくは石畳の登り。スタート直前まで降っていた小雨で濡れた石畳はよく滑る。

途中、車道脇すぐ横に今回の為に作ったと思われるトレイル区間を数カ所通った。きっと主催者や地元のボランティアの方々が一生懸命ART開催の為に、こうやってトレイルを繋いでルートを開拓してくれたんだなと思った。(ありがとうございます)

しばらく登ると開けた場所に出た。

まだ霧がかっていて全体を見渡せるほどではなかったけど、それでも阿蘇の雄大さには感動した。

スタートから2時間53分で、ウォーターステーションの”折戸地区コミュニティーセンター(18.7km)”への到着。トイレを済ませて、5.2km先の第1エイドがある”はな阿蘇美(23.9km)”には、3時間47分で到着。だご汁が美味しかった。

第2エイドがある”古城6区公民館(38.2km)”までの区間距離は、14.3km。ブリーフィングの時に話にあった、とんでもない急登がある区間。どの程度の急登なのかと楽しみに向かった。

写真じゃ伝わりにくいけど、もの凄い急勾配

….。うん、急登だね。それも最上級の(笑)幸い急登区間は短いので、そこまで体力を消費することはない。(もちろん歩いて登ったから)僕がこれまで参加したことのある国内のトレイルレースの中では間違いなく最上級の急登だ。というのも、斜度はもちろん、開けた景色が本当に最高。登る前からこれから登る先、登っていくルート、先に登ってるランナー、後ろを振り返ると、登ってきたルート、素晴らしい景色、全てが見渡せるその感じが良かった。

登りきると目の前に広がる阿蘇の景色。ほんと日本じゃないみたい。去年出場したイタリアの4Kというレースやフランスでみた景色に似ていた。当時の気持ちやレースのことを思い出したりして、レース中なんだけど、これからのトレーニングへのモチベーションが上がった気がした。

第2エイドの”古城6区公民館(38.2km)”には、6時間36分で到着。地元のボランティアの方が用意してくれた地元の料理を頂いた。

次は、第3エイドのある”すずらん公園休憩所(50.7km)”までの12.5km。広大な牧野地帯を進む。お昼前くらいから天気はすっかり晴れ。ひろーーーーい牧野地帯を進むのは気持ちよかったー。”すずらん公園休憩所(50.7km)”には9時間03分で到着。そば食べたかったけど、ちょうど売り切れで作り直してるってことだったので、そばは諦めて進むことに。次はドロップバッグを預けてある、第4エイドの”高森町町民体育館(66.6km)”へ。途中の景色が良かった。(前半ずっと景色良かったんだけどね)

“高森町町民体育館(66.6km)”には、スタートから12時間07分後に到着。預けていたドロップバッグを受取り、着替えを済ませて、レッドブルを投入。ヘッドライトを装着して夜間走行に備えた。さすがにここまで、70km近くを進んできたわけで疲れた。でも、全然まだ行ける。夜のトレイルでのあの孤独な感じ、夜が明けて朝になっていくあの感じ、ここからの後半部分へのわくわく感。この感じ久しぶりだなーとか思いながら、後半部分のトレイルに向けて出発した。

次の76km地点の第5エイドの”高森峠”には、今回ボランティアで参加している妻が計測係をしていたので、ちょいペースをあげて(実際はあがってない、気持ち的にあげたw)進む。ARTの後半部分のコースは前半の走れる牧野地帯とは全く異なるトレイルだった。細かなアップダウンに前日の雨の影響でスリッピーになった下り。個人的に登りは嫌いじゃないけど、滑る下りは苦手だ。細かなアップダウンが運動不足の僕にはキツかったw”高森町町民体育館(66.6km)”から”高森峠(76km)”の区間距離は、9.4kmほどだったけど、約3時間もかかってしまった。第4エイド”高森峠(76km)”には、15時間13分で到着。計測係をしている妻にゼッケンのQRコードをピッと読み取ってもらった。妻は「お疲れ様です」と一言。え、それでけですか。とわりと寂しい気持ちになった(笑)

エイドでは、バナナと温かいレモネードを頂いて、気を取り直して出発。ART後半部分は細かなアップダウンの繰り返し区間。下りがとにかくスリッピーで滑る。後半に入ると、他のランナーさんとコース上で出会う機会は少なくなった。たまーに会うランナーさんと共に声をかけながら進んだ。第5エイドの”清水峠(84.8km)”には、17時間22分で到着。次は、第6エイドの”地蔵峠(97.7km)”。体力的な消耗、眠気があったからかもしれないけど、この区間が1番しんどかった。”地蔵峠(97.7km)”には、21時間03分で到着した。ここまで来れば後はゴールに向かって一山越えれば的な気持ちでいたわけだけど、そんなことはなかった(笑)

途中、夜が明けて期待していた朝日は霧で見えなかったけど、それでも幻想的な朝を迎えることができて大満足。

ラスト10kmを切って、最後の俵山までに、いくつか山があり、最後の最後までアップダウンの繰り返し。しかも下りが今までよりも長くて滑る。俵山は目の前に見えてるのになかなかたどり着けない。少しメンタルを削られながらも俵山到着。あとはスリッピー気味な下りのみ。特にペースを上げず、ここまで来たのと同じペースで下山。ゴール手前には、ボランティアを終えた妻が待っててくれた。

僕:「ボランティアお疲れ様!」
妻:「おかえりー。歩いてるやんw」

そんな会話をしてゴール。

ART来年も出場したいな。来年の目標は、俵山までできるだけ早く、ちょうどいい時間に到着して、温かいコーヒーと朝食をとりながら、朝日とランナーさんを写真におさめたい(笑)その為には、しっかりトレーニングしなきゃだな。

最後に…
参加されたランナーの皆さん、お疲れさまでした。スタッフやボランティア、地元の方々、本当にありがとうございました。また来年、阿蘇でお会いしましょうね。

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